みなさま、こんにちは。
文化財構造計画の冨永です。
5月の連休も終わり、いよいよ今年度も本番となってきました。事務所もこれからどんどん忙しくなっていくことになります。
現在、弊社では職員の募集を行っております。
保存活用計画策定と構造設計の両方を募集しております。どちらもこれからという30歳ぐらいまでの若手を募集しております。
保存活用計画策定の方は、文化財修理の経験があるとうれしいですが、そういう方はなかなかおられないので、文化財に興味がある方で意匠設計の実務経験があればと考えています。文化財の保存に対する考え方や具体的な対処方法は、文化財保存の視点で実務に関わらなければ、なかなか身につけられません。また近代化遺産など今後どうすべきか答えの難しいものも多いので、私たちと一緒になやんで作り上げていただきたいと思っています。
構造設計は、2、3年でも構造設計実務の経験がある方を探しております。木造や煉瓦造の構造設計をするには、やはり鉄骨やRCなど一般の設計をひととおりこなしていなければ、身につけることが難しい面もあります。また、文化財はすでにある形をいかに適正に評価するかということなので、新築とは違った難しさと楽しさがあります。国の指定する文化財は建築基準法が適用除外となっており、様々な工夫のもとで設計を行う楽しさがあります。
興味がある方は、ぜひ話を聞きにきてみてください。