みなさま、こんにちは。
文化財構造計画の冨永です。
今年は本当にブログがかけませんでした。反省です。ドイツも始めただけで進んでませんし。来年には改善したいです。
振り返りとしては、通常業務以外では例年よりも講義が多くなったように思います。
列記してみますと以下のようになります。
2月 中央アジア5カ国研修:「日本の文化財建造物の耐震補強」
7月 あいちヘリテージマネージャ-養成講座:「墨会館の保存と活用について」
8月 香川文化遺産保全技術者養成講座:「文化財建造物の間違わない耐震補強設計法」
9月 あいちヘリテージマネージャ-養成講座:「文化財建造物の間違わない耐震補強設計法」
11月 大阪府神社庁研修会:「伝統木造建築の耐震対策について」
11月 和歌山県ヘリテージマネージャー養成講習会:「文化財建造物の間違わない耐震補強設計法」
12月 京都工芸繊維大学大学院建築都市保存再生コース 特別講義:
「重要文化財(建造物)耐震診断・耐震補強の手引きの解釈とさらにその先」
意外と多いですね。愛知県のヘリテージマネージャ-も今年で5回目です。
テーマは同じですが、初回と今回では紹介する案件も構成も変わっております。
また、今年は11月に刊行された日本遺跡学会「遺跡学研究 第13号」に
「なぜ建造物では文化財の破壊を伴う耐震補強を推し進めるのか」
というタイトルで寄稿をいたしました。
またこれについては、あらためて紹介したいと思います。
手応えはいろいろですが、業務として実例を重ねるとともに
その考え方を幅広く伝えていくことも大切であると痛感しております。
講義依頼は私ができる内容であれば基本的に引き受けることにしておりますので、
ご要望のある方は、事務所までメール等でご連絡いただければと思います。
ブログも伝えるための一つですよね。がんばります。
みなさま、本年は大変お世話になりました。
来年もよろしくお願いいたします。
よいお年をお迎えください。
平成28年12月28日 事務所からの景色